ゆくゆくは訪問看護ステーションの開業も視野に!

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訪問看護ステーションを、自分で開業したい人にお知らせしたい注意点があります。

看護師の資格を活かす訪問看護ステーション開業という道

開業を考える看護師のイメージ写真訪問看護ステーションは、大手企業が運営しているところもありますが事業所によっては、少人数で運営されているケースもあります。

勤めている看護師は、訪問看護ステーションを拠点に、1日何軒か担当しているお宅を訪問してケアを行いますが、サービスを受けている患者の自宅へ何回も通うという性質上、そのほとんどが地域密着型です。

これが小規模運営を可能にしている理由でもありますが、そういった小さな事業所が多いからこそ、自らの資格を活かして独立開業できるのではないかと考える看護師も少なくありません。
実際に訪問看護ステーションの運営は、看護師資格を活かした独立開業にはもってこいの方法でもあります。
ただ、それには会社を設立して訪問看護ステーション開業の指定取得を受け、自ら社長に就任しなければなりません。人員確保も看護師同士の人脈を利用すれば、人が集まりやすいかもしれませんので訪問看護を長年経験している人はその知識を活かして、事業所を立ち上げてみるのも人生を切り開くチャンスになるのではないでしょうか。

訪問看護ステーションの開業にあたり、注意したいこと

国家資格を有し、長年にわたって看護学校で学習を重ねてきた分、看護職は一般企業に勤める女性と比べても給与水準が高いのが特徴です。

実際に訪問看護ステーションを立ち上げる場合は、この看護師の給与の高さがネックになることも!
初期投資の人件費が高くつくため、軌道に乗るまで資金繰りが間に合わなくなるケースも見られます。
資金調達の面でも、融資を受けておくことは忘れずにしておきましょう。また、挨拶回りではケアマネージャーだけでなく同じ地域に立地している診療所の、医師に在宅医療への理解を深めてもらうことも大切です。
例えば、以前勤めていた職場が訪問看護ステーションと同じ地域にある場合には、のちにトラブルにつながることも多いので転職の際には円満退社をオススメします。

訪問看護ステーション開業のポイント

訪問看護のイメージ写真訪問看護ステーションを開業するなら、訪問看護と居宅介護支援事業を併設するのがベスト。症状が回復して看護師のケアがいらなくなっても、まだ居宅介護支援を受ける必要がある場合には、最適な介護サービスを受けなければなりません。
訪問看護と訪問介護の両サービスが同じ事業所で利用できれば患者側も便利ですし、再び訪問看護が必要になった時には引き続き同じ会社のケアが利用できます。

訪問看護ステーションの運営は、現在の状況だけでなく、患者とその事業所の将来を見据えることが大切です。